食の仕事を志し、大阪の老舗料理店に勤務。和食の経験を積みました。
独立開業に際し、決めたのは「美味しい料理を手頃な金額で食べられる店」をつくること。
たくさんのお客様の笑顔を見たいという一心で大阪・福島に居酒屋を開店。
7坪ほどの小さな店でしたが、卸売市場にも近く、新鮮な食材を手に入れられる。
がむしゃらに料理をつくり、提供する日々の繰り返し。ほぼひとりで店を運営していました。
自分でつくった料理をお客様が目の前で食べてくれて、「美味しい」と言ってくれる。
この喜びを毎日感じることができ、食の世界で生きていく決意をした時代でした。
マルエの名物となっている「オウカク塩」は一羽の鶏の中でも希少部位にあたるハラミを使った料理です。
鶏の内臓を守る横隔膜の役割を果たす部位であることから、メニュー名に「オウカク」を入れました。
軽く炙り、塩で焼いて食べるシンプルな料理ですが、鶏のうま味が凝縮された自信の一品。
少しずつファンが増え、名物となりました。鶏料理は私が料理人を志した原点ともいえるジャンルです。
これからも地鶏の店として定番の美味しさを提供しながらも、マルエでしか味わえない味を追求していきたい。
新業態にも挑戦し、あらゆる食のニーズに「マルエらしさ」で応えていきたいと思います。
大阪市を中心に「鶏焼専門店マルエ」を展開。
鶏料理の美味しさをあますことなく味わえる空間を
「鶏焼専門店マルエ」「匠 とり金」を通して、名物料理「オウカク塩」をはじめ、
マルエならではの楽しみ方を提案した「元祖 生肝」などの鶏料理を提供。
気軽に立ち寄られ、鶏料理を心ゆくまで堪能できる店を展開。
マルエの味が生まれるまでの歴史を紹介します。
鶏の美味しさをあらゆる調理方法で引き出し、
リーズナブルに提供する「鶏焼専門店マルエ」と「匠 とり金」に加え、
鶏料理の可能性を追求した新業態も計画中。
鮮度と美味しさはそのままに、趣のある空間を創出することで、
ビジネスの場にも利用できる店舗の開設をめざしています。